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​目的 
 南米パラグアイの大湿原パンタナルで貧困に苦しむインディオたちのための自然の自生産物活用による収入源確保と、大湿原の自然保護が両立できる、持続可能な開発プロジェクトを策定し、日本を含む世界の市場に新たな食品と健康促進エネルギー補充製品となる新たな食材を提供する。

開発産品:カランダウ椰子の実
学名: Copernicia alba     
現地名: Palma Caranday、カランダウ椰子、
Palmera de Agua (Water Palm)

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​理由
 南米のパンタナル湿原地帯は、雨季にはパラグアイ河が氾濫し、地域一帯に洪水をおこしたりするため、ほとんどの樹木が育てず、唯一耐え得る樹木がウオーターパームと呼ばれえるカランダウ​椰子の木である。

 しかしこの椰子の実は、ブラジルのアマゾン地域に生息するアサイの実とにたような食糧性質があり、熟した実はブドウやブルーベリーのように、地域の先住民の子供や動物たちに喜んで食されている。そして内側にある種子の部分は固い殻で覆われているが中側には白いナッツのような実が詰まっている。ローテルダム大学のドイツ人研究者が発表した研究レポートではこれから取れる油はバイオジーゼルとして非常に高いポテンシャルをもっていると、この実の産業化の有効性を述べている。

 

カランダウ椰子の実の有効活用の可能性
  ①アサイのような果実原料
  ②油椰子よりも高品質な油
  ③家畜の飼料にできる絞り粕
​ これ収集し産業化するためには、インディオたちの土地に工場を設置する必要があり、また収集作業もインディオたちが中心になって取り組むため、彼らの地域活性化と今までは利用価値が低かった地域の主要樹木が、収入を生み出すことで見直され守られて管理されるようになるため、環境保全、自然保護、そして無農薬天然資源食材の生産になり、高り商品価値をもった産業を生み出すことになる。
 このためには、これを商品化流通できる企業にサンプルをもって売り込むためにまず、商品開発によるサンプル作りをする必要がある。

 

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200万円

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 事業提案者の経歴  

​ わずか、500家族ほどの絶滅寸前のインディオ部族イシル族は、パラグアイでは大多数のグアラニー族とは言語も文化も伝統も異なっているにも関わらず、必要に迫られて都会にでては白人文化の生活スタイルに染まり、今では​電気のない村の中に暮らしていても、ほとんどがスマホンを携帯し、インターネットでテレビ電話やメールのやりとりをしている。高校を出た若者の中にはパソコンを使って仕事ができるものもおり、情報獲得に問題がないため、自然の中に住んでおりながら、世界中の流行や問題への知識は進んだものがある。
​ しかし、彼らはいつも差別や虐待にあうため、都会で働いていても苦しくなると自分たちのコミュニティーに帰ってくるが、仕事がないため、また都会に出稼ぎにでる羽目になる。

彼らの周りに自然に育成しているカランダゥ椰子を産業化できれば、収穫と工場操業で多くの就労機会や関連事業の起業機会ができ、彼らの村だけではなく、パラグアイ国土の20%近い面積に自然育成している豊富な食料資源の経済効果が発生する大きな可能性をもっている。

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この湿原地帯に生息できる唯一の樹木林のカランダウ椰子


 
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