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共生とは

 

「共生」とは、元々、生物学の用語で、複数種の生物が相互関係を持ちながら同所的に生活している現象のことであり、共生関係にある生物は、様々な種に影響を受けて共進化していくと言われています。


 これは、人間においても同様であり、様々なちがいのある人々が、相互関係を持ちながら、支え合ったり、刺激し合ったりする中で、個人としても成長し、社会全体としても豊かさや活力が生まれていきます。

共生社会

「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。 それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。

 共生社会とは、性別、年齢や障がいなど、人それぞれの違いを自然に受け入れ、支えあい、互いに認めあう社会のこと。障がいのある人が受けてきた差別や虐待、隔離、特別なものとして見られるといった行為は、共生社会ではあってはいけません。​

 障がいがある人も基本的な人権をもっていると認め、「障がいだからできない」という状況をなくすことが、共生社会の考え方です。

多文化共生

 現在どこの国においてもいろいろな人種や国籍の人間が旅行し移住したりする中、一つの国の中においても、民族の多様化、多国籍化、そして同じ人種の中でも特異な性質の人間が出てきたり、またそれぞれの自分を新しい趣向や考えで改造したり、変化を加えて行く中で、現代社会ではさまざまな状況や状態にあったりする人々が増えていますが、「共生社会」 は、このさまざまな人々が、すべて分け隔てのなく暮らしていくことのできる社会 です。

 肌の色の違いや、伝統習慣の違いをもちろんのこと、障害のある人もない人も、支える人と支えを受ける人に分かれることな くともに支え合い、さまざまな人々の能力が発揮されている活力ある社会です。

 そして、2000年代に入り、地球には人類の他にも宇宙から来た別な知的生命体が入りこんでおり、それが人類と交配したり、また一方では自分たちの文明をまもるために地下に隠れて地底文明として存続している地底人類もいたり、また次元を変えて平行した世界を築いていたりとさらなる多様化が明らかになってきました。 

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みんなが生きやすい社会にするために

 

社会には、さまざまな人々がいます。一人ひとり、違います。

障害のある人、日本語が母国語ではない人、女性、男性、それ以外の性、おとな、子どもなど、年齢、文化、性別、国籍、身体能力など、一人ひとりが持つ性質はそれぞれ異なります。

「共生社会」は、そういった多様な人々が、分け隔てなく「共に生きる」ことができる社会のことです。
 

より良い社会を築くには、そのような多様性を認め合い、「共生」することが大切です。近年、日本に住む外国人の数は増えています。しかし彼らの中には、「外国人だから」「日本語が話せないから」といった理由で部屋を借りられなかったり、日本語が話せても国籍を理由に仕事が見つかりにくい、といった現状があります。

また、さまざまな障害のある人への差別も深刻です。十分な能力があっても就職がしにくかったり、部屋を借りられなかったり、障害を理由に不当に賃金を下げられてしまうといったことが実際におこっています。

このような差別がおこってしまう原因の一つは、相手をよく理解していないこと。差別意識、偏見をなくすためには、まずは相手を知ることが重要です。

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