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2015年に実施したイシュル族コミュニティー現状調査 日本人調査スタッフ2名、パラグアイ人エンジニア2名、左から3人目がイシュル族のリーダーのパブロ・バルボッサ、その他はインディオ村の住民。
みんなスマホンを携帯し、世界中のニュースや映画などを見ているので、常識と文化感覚はそれほどズレを感じない。
問題は地域には仕事がなく、自然環境を壊すことなく生活していくことが難しい。村の収入源となる天然資源を利用した産業が必要。
これは、私の父の南米移住を50年に渡り取材したNHK ドキュメンタリーの4時間ものシリーズ番組から私の部分だけをカット編集させてもらった10分ほどの映像。インディオ部族の古いリーダーたちとの打ち合わせ模様が撮られている。
私は岩手の開拓地に生まれ、その後、日本とパラグアイで1回づつ開拓を経験しているので、電気がないとか。学校がないとか、医者がいないとかいうのは、何度も対応し片付けていますし、漁業組合や農協などの設立、東京ではマンション管理やビル工事などの不動産事業にも関わってきました。
後は、こういった、僻地や未開地に自立に一番基本となる6次産業化を仕掛けるのが今の課題です。



わずか、500家族ほどの絶滅危機のインディオ部族イシル族は、必要に迫られて都会にでては白人文化の生活スタイルに染まり、今では電気のない村の中に暮らしていても、ほとんどがスマホンを携帯し、インターネットでテレビ電話やメールのやりとりをしている。高校を出た若者の中にはパソコンを使って仕事ができるものもおり、情報獲得に問題がないため、自然の中に住んでおりながら、世界中の流行や問題への知識は進んだものがある。
たとえ都会にでて仕事をみつけても、彼らはいつも差別や虐待にあう度に、自分たちのコミュニティーに帰ってくるが、村にも仕事がないため、また都会に出稼ぎにでる羽目になる。
しかし、彼らの村には、すごい価値の可能性をもった自然の産物があったのである。
しかし



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