げんちゃんの家族アルバム
· 別れたアルゼンチン人の妻との間にできたパラグアイ生まれの３人の子供がいる。
元カミさん 二ディア アルゼンチンの大学で知り合ったルーマニア系のアルゼンチン人女性。 ２０年俺の根なし草的生き方に付き合ってくれて感謝。 子供３人産んでくれて感謝。（でも結婚する前は１ダースの俺の希望を我慢して半ダースの６人に抑えて合意していたののに、なんで３人でストップしたんだ。）
出会いは大学の学園祭で、友人のギター伴奏で僕が横笛で「竹田の子守歌」を演奏したのに惚れて、その曲を教えてくれといってきた彼女は、僕もほれぼれする声でアルゼンチンのサンバを歌っていた歌姫。
僕がその学園祭で迫力ある鬼剣舞を踊ったのに圧倒されて僕は完ぺきなダンサーだと錯覚し、結婚してからある日ダンスパーティーでタンゴの曲が流れた時に張り切って僕を引っ張り出し僕とタンゴを踊ろうとしたが、ガニマタで相撲取りのような足取りで、タンゴのリズムも流れも全然ついていけない僕も見て泣き出した。（結婚詐欺に騙されたと思ったかも、僕は一度もタンゴが踊れるとはいってないし、）
長女シ・ルビア
歌姫だったかみさんの血と僕の音楽好きの血をひいてもっとすごい歌姫ができるかと思えば、東京で小学校１年の時に、夢は会社の社長になると言い出し、ハーバード大学にいくといってびっくりさせてくれた。
私は子供らが中学と高校の時に、私は父親として高校までいかせてやろう、しかし、後は行きたかったら自分で働いていきなさい。これが我が家の伝統だ、といって、働きながら自力で大学へ行く方針を宣言。 娘はこれを受入ｆれて、その変わり高校はアメリカンスクールに行かせてくれと、交渉。 日本のアメリカンスクールは学費が高いので、大変だった。（年３００万円ほど） 大学はアメリカの大学の奨学金を狙って、高成績で高校を卒業する努力をして、アルバイトで稼ぎながらも首席で卒業した。（すごい根性娘だったんですわ） ２年間日本で仕事でお金をためて、それから結局はカナダのモントリオールの私立コンコルディア大学に入学。一人でカナダに行きたくなかったので、弟たち二人も引き連れて留学したエライお姉ちゃん。（飛行機代もお姉ちゃんが出す）
大学に入ってから、アルバイトをあちこち探し、試したのち、シェラトンホテルで夜間の受付嬢を募集していたので、フランス語ができないのに、3日漬であいさつを丸暗記し、入社試験に合格する。そして3年間シェラトンでまともな給料をもらいながら大学に通い卒業する。
大学時代に知り合ったイタリア人のあんちゃんと結婚。子供２人を設けるが、飼育は旦那の役割。（飼育？） シルビアはカナダの大手企業から日本の大手企業へ引き抜かれ、幹部。旦那と子供を引き連れて日本へ。
コンコルディア大学の流通マネージメントを働きながら卒業した長女は、インターン先のカナダの大手企業から卒業する前に仕事のオファーをもらっていた。
カナダの保険会社に勤める長男。
５か国語を話し、人間関係が非常にうまい息子だから、そのうち、うちの会社に引き抜かないと。
長男ウイリー： 私よりも背も高く、かっこいい兄ちゃんになってはいるが、語学の扱える数は5か国と広いが、学業で使うフランス語は弱かったので、大学は中退した様子。でもその広範囲な語学力を活かした営業の仕事についたようでよかった。
次男サムエル； 胎児の時から障害があり、苦労した分愛着も多い下の子。 学習障害で授業についていけず、幼稚園を追い出されたり、他の学校ではいじめにあったり、頭にきて彼のためにパナマの田舎に小学校をひとつ設立した。
発達障害と、学習障害などのハンデを抱えながら、パナマとブラジルで小学校を終え、日本の公立中学校を卒業し、カナダの高校を中退する。
カナダのモントリオールにある、ゲームソフト開発の会社に勤務しながら、オフタイムに柔術道場でインストラクターをしている。
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病弱な体だったのに、今ではカナダのゲームソフト開発会社に勤めながら、副業で柔術道場のインストラクターを務める。
こんなに逞しくなってお父さんはうれしいよ。
