宗教、思想、哲学
日本での小学時代は宗教に無関心な科学少年。
南米に移住してからはキリスト教の学校で教育を受け、小学はカトリック系ミッションスクール、中学はバプテスト系、高校、大学はSDA(アドベンチスト)系などの環境で育つ。
一方ではお寺の住職をしていた兄や、佛教系の新興団体の幹部だった兄もいる。自分は神や仏を敬うが、宗教、宗派には拘らない無教会主義。
生き方の基本的姿勢として、明るく、正しく、力強く、積極的に生きることを教える天風哲学に共感を覚え2001年より天風会の会員。
途上国の地域開発の理想的な形態として、自給自足的社会創りを考えるようになる。2002年に、白樺派の武者小路実篤の自他共生の精神に共鳴し、それ以来、理想郷造りを目指すユートピアンとなる。
父親の夢である学園村創設を自分の生まれてきた使命と確信しており、同時にそれが自分の夢となっている。
2010年９０歳近くになる高齢身体障碍の義父と同年の母を介護をする中で、義父の「先妻がお迎えに来ている」というのに対して、母が、「あら本当だ、私にも見えるよ」という会話を頻繁に聞かされて、自分には見えない、そして信じれない、お迎え現象を調べるうちに、霊能者作家の江原啓之の〔スピリチュアルブック〕になっとくのいく答えを見出し、その後、俳優 丹波哲郎 の〔死後の世界研究〕や元東大教授 矢作直樹 の「人は死なない」などの本に影響を受ける。
アルゼンチンのアドベンチスト系大学でクリスチャン教育を叩き込まれた。
徹底的に正しく、積極的に、世のため、社会のために一生懸命生きることを教える天風哲学が自分の生きるポリシー
人生の師 （作者が影響を受けた人物）
· 宮本武蔵 日本一の武道家。13歳で吉川英治の本を読んだ時は目からうろこがおちたような体験をした。それ以来生涯修行の行者を目指す。
· デール・カーネギー 成功者の秘訣を調べ、書かれた「道は開ける」、「人を動かす」から強い影響を受ける。 ＜カーネギーの本「道は開ける」＞
· 高橋啓介 生まれ故郷の岩手県の高冷地外山の小学校の時の担任教師。子供が好きで愛情あふれる教師。教育者に憧れる原因となった恩師。
· 宮沢賢治 「雨にも負けず、風にも負けず」が自分の生き方のポリシーとなった。 ＜宮沢賢治＞ ＜雨ニモマケズ＞
· キリスト 南米に移住してからは中学、高校、大学とクリスチャン系の全寮制の学校で教育を受ける。「世の中で一番大切なものは愛である」というキリストの教えを自分のポリシーにする。現在はどこの宗派にも属さないが、私の精神面に大きな影響を与えた。 ＜親分はイエス様＞
· 伊藤勇雄 岩手で社会運動から、教育、開拓、地域造りに活躍した思想家。 県議、岩手県教育委員長等を務めながら自分の畑で農作業をし、岩手の山々を歩き回り詩を書きつづける自称「開拓詩人」。ほとんど家で見かけることの少なかった私の父親。 ７０歳の時に自分の念願だった学校造りのために南米パラグアイに私たち家族を引き連れて移住。人生の最後を自分の夢と信念に捧げたかっこいいオヤジ。＜伊藤勇雄の世界＞
· 松下幸之助 9歳にして丁稚奉公し、仕事の中から多くのことを学び一流家電メーカーを築き、世界に企業経営の理想的模範を示したことからハーバード大学やその他の大学から名誉博士号まで授与した。 社会に対する使命感をもった松下式経営に共感を覚える。＜松下幸之助経営塾＞
· 中村天風 自分の病をなおすべく欧米を修行し、インドで決定的な教えを受け、日本に帰り事業界に入り、実業銀行の頭取までいった後、自分の哲学を確立させ普及させることに専念し、天風会を結成。 日本で学者から実業家、芸能人まで広範囲に子弟を持つ。 社会への貢献精神と積極思考を説く天風哲学に強く惹かれる。 ＜中村天風と天風哲学＞
