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日本沈没の危機
 

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​​大震災の危機にある日本

 震災の予測に関しては日本で第一人者である学者の角田博士は、2021年12月に1年以内に日本に巨大地震が起こる可能性について発表した。

 しかし、2022年にも2023年にも大地震といえるものは発生しなかったが、2024年1月1日に石川県の能登半島地下16 kmでマグニチュード7.6の内陸地殻内地震が発生した。内陸部で発生する地震としては日本でも稀な大きさの地震であった。角田博士の発表から丁度2年後であった。

角田 史雄(つのだ ふみお、1942年 - )は、日本工学者。埼玉大学工学部名誉教授。理学博士

専門分野は地質学地震工学。浅層地殻における断層の深部形態、断層帯の構造と形成過程、断層近傍の強震動の発生機構などを研究。

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映画 日本沈没

伊藤 玄一郎 2023年12月5日 FB書込み

 

 一昨日、日本では、フィリッピン沖で発生した震度7.7の地震に対して、政府は津波注意警報を国中に発っした。その後インドネシア沖でも地震が発生して いよいよ以前より予測されている大地震と津波が来るのかという運命的なものを少し考えてしまった。 そしたら今日テレビをつけたら、日本沈没という1973年に東宝が作製した古い映画を流していた。

 

 この映画の影響もあり1973-4年頃日本の危機を感じてパラグアイに移住してきたグループがイパカライに自給自足を目指した農場を建設し始めた。学者や企業経営者などの素人達だけで開拓は苦労と失敗の繰り返しだった。その後、2014年頃また日本から若い人達の投資コンサルタント研究会のような農場がサンベルナルディーノに現れた。

 私は縁があってこの二つのグループの解散後の社会復帰を支援した。  

 

 この映画の元は、1973年昭和48年)に刊行された小松左京による日本のSF小説で、1964年昭和39年)から執筆が開始され、地震学の資料を集めて実質的な研究もしながら9年がかりで完成している。書き下ろしで上下2巻が同時刊行され、当初は3万部ずつだったが、版数を重ねるごとに出版数が増え結局上巻204万部、下巻181万部の計385万部まで伸び、「空前の大ベストセラー」となった。

 1973年と2006年には映画化、1974年2021年にはテレビドラマ化、1973年と1980年にはラジオドラマ化、1970年代2000年代には漫画化、2020年にはWebアニメ化されるなど、様々なメディアミックスがなされている。

 南米に移住してみて痛感したのは、日本はなんと治安の整った国で、安全な環境が整備された国だろうということだが、それは実際多くの天災から、戦争、さまざまな危機を乗り越えてきた苦労と経験によって培われた結果に築かれたものであり、この日本沈没のような起こりえる危険を常に乗り越えてきた国だからであろう。

​​大震災の危機にある日本

 

 この地球上には、大地震の天災のために完全に沈んでしまったと言われるアトランチスのような古代高度文明もあれば、チベットなどのように他国の侵略で国家が亡命する事態になったところもあり、そういう場合に備えて民族を分散させておくというのを台湾人やレバノン人などが、昔からやってきています。世界中に分散移住させたレバノン人の子孫がアルゼンチンの大統領になったり、ブラジルから世界的な起業家がでたりと小さな国の民族は、国際的なサバイバル意識で世界中に助けあえるネットワークをもっています。

​世界的な地震や火山の活性化

 

  地球のプレート運動による地震や火山活動が活性化して世界中で大震災の予測が発表されています。特に太平洋沿いのアメリカ大陸沿岸は、カナダ、米合衆国、メキシコ、中米、エクアドル、ペルー、チリなどが大地震と大型津波の警告が発せられ、これらの地域で都市の高層マンションから田舎の農園に引っ越しをした人たちがいます。個人でのサバイバルと国家や民族としてのサバイバルを考える中で、危険が来ることをわかった時点でその場から逃れて安全な地に引っ越したり、移住したりする、または少なくとも避難先を確保しておくことは有効な対策でしょう。

危険度が特に高い日本

 

​ 2011年にきた東北大震災の経験と専門家の研究分析や警告をもとに日本政府は次に確実にやってくるとされる「首都直下地震」そして「南海トラフ大地震」の被害や危険度について警告し、安全対策を各自がしていくように勧告していますが、東北大震災の5倍から10倍の規模の地震と津波が発生すると言われているため、沿岸地帯の都市や市町村は崩壊状態になることもあるとも言われ、東京、千葉、名古屋、大阪、神戸、四国と九州の右沿岸は大被害を受けると想定されています。https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/assumption.html

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