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グローバルサバイバル

破壊と滅亡の危機に際した時

 

 地球にひとつの周期があり、いままでの歴史の中で地球という生命体は進化と滅亡を繰り返し、この中で人類文化は発展と崩壊を繰り返してきている。そして、人類はまたいつこの崩壊と滅亡の危機に接するのかわからないのである。そういう時期に出合った時にどうしたら生き延びることができるのかというサバイバルの知識と知恵を学ぶ必要があるのではないだろうか。

サバイバルは人間文明や人間社会から隔絶された状態もしくは文明の恩恵を十分に享受し難い状態で、生存しつづける事である。この状態は、当人がぬか、文明社会に帰りつくまで続く。

 サバイバルにおいて、最も重要な事は、安全な場所を確保する事である(衣・食・住の確保)。生存に必要な物資食料空気等)の確保は、その次に重要となる。ある程度快適な場所を確保する事が出来れば、生き抜こうとする意志を保ち続けることができるが、暑さや寒さで消耗してしまえば、たとえ十分な水や食料があっても、絶望してしまうのである。サバイバルが長期に渡る場合は、精神的な健康を保つ上で、娯楽も不可欠であろう。

 短期間の場合は、安全な場所まで退避・到達するまでが第一のサバイバルである。飲まず食わずでも3日間は生存可能な人間(幼児を除けば、老若男女の差はあまり無いらしい、ただし健康な場合)にあっては、第一に安全な場所・空間の確保が最重要課題となり、水と食料の確保がそれに続く。その際にはその場所に退避・到達するための手段や道具が必要となる。

遭難時などに、最も注意すべき事は、的確に状況を判断することである。そのためには、正しい知識が必要である。逆に、最もすべきではない事は、本能の赴くまま、直情的に行動する事である。

群れることは人間のサバイバル手段

 

 人間は知恵がある。これはひとえに知恵を使用して生存してきた証であり、逆説的に言えば、本能が当てにならなかったために、知恵を発達させざるを得なかったという事でもある。そのような人間の本能でも、役に立つ数少ないケースとして、「仲間と居ると安心できる」という事がある。複数人数で遭難した場合においては、仲間と一緒に居る事が、個体にとっての生存率を飛躍的に押し上げる要因となる。

過去のサバイバル事例は、非常に優れた情報や教訓を含んでいる。これらはノンフィクション娯楽作品として、映画や小説・ドラマ等の題材としても好まれるが、貴重な情報を学ぶ、良い教材とする事も可能である。(フィクションの場合は、作家の思い込みや、ストーリー上の見せ場として非現実的な現象を描いてしまう事もあるため、実際の事件等を題材にしていても、無闇に参考にすることは避けるべきである)

 

生命の存続に必要な自給自足

 

 自給自足(じきゅうじそく)とは、生きていくための衣食住の必要品を自分で生産加工し、持続的に供給すること。

原始社会は自給自足経済であり食料は生産から消費まで家庭内で行われていた。しかし、食料経済の発展とともに多くのプロセスが食品工業など家庭外に移されたが、このような現象を食料経済の外部化(食生活の外部化)という。

自給自足の初期の食料経済は生産と消費のみであったが、生産性向上のため分業が行われるようになると自給自足経済は終焉を迎え、生産・流通・消費の3つの要素からなるシステムに移行した。自給自足だった食料経済が時代とともに外部化された背景には需要側と供給側に様々な要因がある。需要側の要因の一つが一人当たりの所得の上昇である。経済発展により食料消費が単なる栄養摂取だけではなく生活の一要素という意味の強い食生活へと変化したことで、専門的な食品加工技術や調理技術が求められるようになった。

 

  しかし、もし、現在の社会経済インフラが破壊されたり、崩壊された場合は、また自分ですべての衣食住の必需品を確保しなければならず、また自給自足社会にならざるを得ないのである。

そして、その可能性は、大地震や津波の災害を経験したり、今ウクラニアとロシアの戦争を通して、いつ我々にもこういう状況が襲ってくるのかわからないのである。

​ 人間の生き方の原点である自給自足ができるかどうかで君がこれからの時代に生き残れるかどうかが問われるのである。そしてこれは今の時代にすべての人間が直面する課題となるかもしれないのである。

    しかし、こうしたこの世の終末に救いの道があるとしたら、君はどうするか。 

サバイバルとは​

サバイバルというのは困難な状況や危機的な状況にもかかわらず、何とかして生き残ることを指している。

危機的な状況というのは、一般には、人命にかかわるような事故災害遭難などを指している。たとえば乗り物の大事故、火災、建物が崩壊するような事故、地震、津波、山岳遭難、海洋遭難などをさしている。

なお軍隊では、主に補給がすっかり途絶え孤立した場合でも兵士が生き延びて帰還することをサバイバルといっている。経営分野で「サバイバル」という場合、「危機的な状況」「困難な状況」は会社にとっての危機的な状況や困難な状況であり不景気や特定の業界で過剰な競争が起きてしまっている状況などを指すこともある。

困難な状況でも生き残るために大切なことは、状況を冷静に判断し、的確な行動を選ぶことである。逆に最もすべきではないことは、パニックに陥ったり、本能の赴くまま、直情的に行動することである。

生き残るためのスキルを英語ではサバイバル・スキルといい、日本語ではサバイバル術などという。英語圏では困難な状況で生き残った人をサバイバーと呼ぶこともある。

過去に起きたサバイバル体験の中には、記録が残されているものもある。実際に生き延びた人がもたらす記録には貴重な情報が多数含まれており、実際に類似の状況に陥った場合は、記録を読んでノウハウを知っていたおかげで助かるという場合もある。

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